シダ邸(シダ植物さんからの提案)

シダさんのお誘いにより、シダ邸へ。

場所がわからないので、自分の中では負けだと思いましたがタクシーを使いました。僕が「シダ植物邸まで」というと、運転手さんがとても嫌そうな顔。そんなに大変なところになるのかな?と思いましたが、なんと5分ちょっとで到着。そりゃ、この近距離じゃ嫌な顔の一つや二つ、しますよね。

タクシーから降り、シダ邸の入口を探す。ほどなく、大きく「シダ邸」と書かれた扉を発見。開けると、そこには地下へと下る階段が。その形があまりにも地下鉄っぽかったのには笑いましたが、奥へと進むと切符の自販機と改札口が。120円を支払い、改札を抜けると、電車が到着。なんかよくわからないけど、とりあえず乗り込みます。しばらく進んだ後、地下鉄は地上へと上がります。そして、向かう先には巨大な日本家屋が。そう、シダ邸の入口は都内120カ所にあり、全ての入口が地下鉄で繋がっていたのです。シダさんが「タクシー乗って『シダ邸』って言えば絶対着くから」と言っていた意味がようやくわかりました。

しかし、ここで無情にも時間がきてしまいました。せっかく誘ってくれたシダさんに心の中で謝りつつ、シダ地下鉄を引き返し、絶対に乗り遅れるわけにはいかない、帰りの北斗星の出発駅である上野へと向かったのでした。

おわり。